会社に「掛け持ち」を直訴 農業ベンチャーとの“複業”を模索する女性社員 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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会社に「掛け持ち」を直訴 農業ベンチャーとの“複業”を模索する女性社員

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石臥薫子AERA
松田真弓さん(36)/【本業】i-plug 正社員:マーケティング部広報・PR担当。企業から学生にオファーを送るオファー型新卒採用サービス「OfferBox」の広報を担当している/【複業】「坂ノ途中」 契約形態を交渉中:来年4月から、広報担当として働く予定。「坂ノ途中」は、環境負荷の小さい農業の普及を目指して新規就農者らが作った農産物の販売、自社農場「やまのあいだファーム」の運営などを手がける(撮影/写真部・岸本絢)

松田真弓さん(36)/【本業】i-plug 正社員:マーケティング部広報・PR担当。企業から学生にオファーを送るオファー型新卒採用サービス「OfferBox」の広報を担当している/【複業】「坂ノ途中」 契約形態を交渉中:来年4月から、広報担当として働く予定。「坂ノ途中」は、環境負荷の小さい農業の普及を目指して新規就農者らが作った農産物の販売、自社農場「やまのあいだファーム」の運営などを手がける(撮影/写真部・岸本絢)

「彼女はいつも予期せぬことを言い出すので、今度はそう来たかと(笑)。弊社の事業のフェーズからすると、まだまだ広報に注力したい。一方で、彼女が外で働くからこそ高められる能力や知見もある。複雑な心境ですが、会社としてはこの働き方に挑戦したいと考えています」

 同社はもともと副業を認めているが、2社を完全に同時並行はまだ例がない。松田さんと2社はどんな契約形態がありうるか、協議を続行中だ。ファイナンシャルプランナーで副業・複業に詳しい山崎俊輔さんは言う。

「日本の企業はこれまで、全社員に一律のルールを運用してきたが、もはや『全員一律』は時代にそぐわなくなっている」

 会社が定めた働き方に個人が合わせる時代から、個人の自由な働き方に会社が合わせる時代へ。日本は変われるだろうか。

(編集部・石臥薫子)

AERA 2017年12月18日号より抜粋


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