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31歳イケメン「世界最年少首相」 欧州内から上がる懸念の声とは?

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欧州内から上がる懸念の声とは?(※写真はイメージ)

欧州内から上がる懸念の声とは?(※写真はイメージ)

 オーストリアの総選挙で第1党の座を射止めた国民党の党首は、31歳の若さ。 他党との連立交渉を経て、世界最年少の首相になる見通しだ。

 日本が衆院選公示後初の日曜日を迎えた10月15日、世界の関心は、オーストリアの総選挙に集まった。8月に31歳になったばかりのセバスティアン・クルツ党首率いる中道右派の国民党が、30%超の得票率で、2002年の総選挙以来15年ぶりに第1党となった。

 27%前後の得票率にとどまった他党との連立交渉を経て政権を発足させ、「世界最年少の首相」になるとみられる。

「当初、我々に成功などあり得ないと言われ、笑われた。それが間違いだったことを証明した。この国に変化の時が来た」

 こう宣言したクルツ氏にとって、今回の選挙はまさに「逆転勝利」だった。

 5月時点では、「自国第一主義」「反移民」を掲げて急激に支持を広げた右翼の自由党が支持率トップ。国民党と連立政権を組んでいた中道左派の与党・社会民主党が2番手。国民党は劣勢だった。形勢逆転をもたらしたのは、クルツ氏の人気。変化を望む多くの若者を引きつけるカリスマ性があったからだと、複数の欧米メディアが分析している。

 柔らかくオールバックで整えた髪。ノーネクタイで首元のボタンをはずした白いシャツ。英BBCは「若者らしさが親近感を生み、信頼や共感となってソーシャルメディアで拡散された。グレーのスーツで何十年も続けられてきた月並みな政治からの変化を託された」と論評した。

 大きな耳と透き通ったブルーの瞳が特徴的なクルツ氏は確かにさわやかだが、表情には幼さも残る。日本でも早速、「同い年なのにすごい」「若すぎないか」「イケメンだ」「いや少し違う」など、年齢や容姿に関するコメントが、インターネットを飛び交った。

 18歳で知り合い、今も交際が続く財務省職員の恋人スザンネ・ティアさん(30)の存在も話題。ドイツの報道によれば、ティアさんは目立つのが苦手なシャイな性格。一緒に暮らし、今回の選挙でもそろって投票所に現れた二人の結婚のうわさは常にあるが、現状では「いつかは結婚し、子どもを育てたい」と話すにとどめているという。


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