初めて猫を飼うなら子猫より成猫? プロがすすめる“大人猫”とは (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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初めて猫を飼うなら子猫より成猫? プロがすすめる“大人猫”とは

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角田奈穂子AERA#ねこ#動物
「猫の館ME」の小倉さんは、保護猫活動の社会的認知度を高めたいと株式会社として運営している(撮影/岡田晃奈)

「猫の館ME」の小倉さんは、保護猫活動の社会的認知度を高めたいと株式会社として運営している(撮影/岡田晃奈)

「キャリア猫とノーマル猫を一緒に預かるのは、リスクを考えると難しい。それなら専用のシェルターを作ろうと、クラウドファンディングを募ったのです」(工藤さん)

 工事費は300万円だったが無事に達成できた。キャリア猫も救いたいと思う人は多かったからだ。今、シェルターは、キャリア猫やまだ人なれしていない猫、一時不調の猫も落ち着いて過ごせる場になっている。

「ハンディを持った猫は殺処分率が高い。でも、命の重みは一緒。保健所も殺処分したいわけではありません。保護猫カフェを通じていろいろ伝え、安心して暮らせる猫をもっと増やしたいです」(同)

 では、実際にキャリア猫との暮らしはどうなのか。東京都台東区の藻山ふみさんは、猫エイズキャリアの2匹と暮らす。先に7歳だったモフ夫君を譲り受け、その後、同じキャリアなら一緒に暮らせると4歳の文四郎君を受け入れた。

「やっぱり最初はちょっと怖かったです。でも、暮らしてみると、普通の猫と変わりません。モフ夫はおっとりでやさしく、文四郎は甘えっ子でかわいい」

 ただ、日頃から健康には注意している。定期健診を受け、少しでも体調が悪そうなときは、すぐに動物病院に連れて行く。

「今は健康な猫でも、年をとれば、病気が心配になります。家族として大切に思う気持ちは、どの猫でも同じなんじゃないでしょうか」

(ライター・角田奈穂子)

AERA 2017年6月19日


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