ミッフィーの誕生会はまるでテーマパーク? 芸術大国オランダの魅力 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ミッフィーの誕生会はまるでテーマパーク? 芸術大国オランダの魅力

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ユトレヒトのセントラルミュージアムで開催中の「ミッフィー60周年のお祝いパーティー!」。会場には巨大なブルーナさんの写真も(c)Mercis bv (撮影/写真部・松永卓也) 

ユトレヒトのセントラルミュージアムで開催中の「ミッフィー60周年のお祝いパーティー!」。会場には巨大なブルーナさんの写真も(c)Mercis bv (撮影/写真部・松永卓也) 

 日本では「うさこちゃん」としてもおなじみの人気キャラクター・ミッフィー。作者ディック・ブルーナを育んだ国オランダは、国民一人あたりの美術館数が世界一という芸術大国だ。現地を訪ね、その魅力に迫った。

 オランダでは、美術館のような特別な場所だけでなく、街のいたるところにアートに触れる機会がある。街を歩けば、歴史的なものから現代的なものまで、個性ある建築物が目につく。記念建造物に指定されている建物は5万件にのぼり、政府が保存のための維持費を援助するという。

 アートイベントも、何かしら行われている。巨大な彫刻作品に街のあちこちで出くわし、いったい何事かと思えば、9月22日まで開催中のArtZuidという彫刻展だった。

 市立近代美術館では、ちょうどアンリ・マティス展「マティスのオアシス」が開かれていた(8月16日まで開催)。マティスは、ブルーナがもっとも影響を受けた画家だ。

「少年時代に第2次世界大戦を体験したブルーナは、戦後パリに渡り、マティスやピカソらフランス美術の影響を大きく受けました」(ブルーナの著作権を管理するメルシス社のマーヤ・ケルコフさん)

 ドローイングから切り絵まで100点以上のマティス作品を展示しているなかに、ファミリー・ラボという子ども向けのスペースがあった。4、5歳の男の子が両親の間に座り、気分はすっかりマティス、といった顔でチョキチョキとハサミを動かしていた。


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