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森元首相「必ず転ぶ」発言 NHKスルーの裏事情

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国会で連日、答弁を求められたNHKの籾井勝人会長(中央)。政治部長を務めた堂元光氏(右端)を副会長として従え、難局の乗り切りを図るが…… (c)朝日新聞社 

国会で連日、答弁を求められたNHKの籾井勝人会長(中央)。政治部長を務めた堂元光氏(右端)を副会長として従え、難局の乗り切りを図るが…… (c)朝日新聞社 

 ソチ五輪期間中に勃発した「森発言」をめぐる報道。多くのメディアが取り上げる中、NHKが「スルー」した背景とは。

 2月20 日、森喜朗元首相が講演で、フィギュアスケート女子ショートプログラムで16位だった浅田真央選手について「あの子、大事な時には必ず転ぶ」と語った。各メディアは一斉に報じたが、NHKはスルー。

「NHKでも報じようとしたら、政治部出身の報道局長ら上層部の判断で取りやめになった。スポーツ部はそれでも食い下がったが、覆らなかった。政治的配慮です」(NHK関係者)

 NHKがこの騒動を報じたのは、浅田選手が帰国後の会見で、「森さんが今、後悔しているのではないかなと思います」とユーモアを持って、やり返した時点だった。

「真央ちゃんが語ってしまったので、報じざるをえなくなった。それでも、キャスターは『(発言の一部を)それだけ取り上げられるのは、決して本意ではないと思うんですけれど』と森氏にフォローを入れてました。こうした“作法”が染みついてしまっている」(同前)

 取材に対してNHK広報局は「ご指摘の(取りやめた)事実はありません」と回答した。

AERA 2014年3月10日号より抜粋


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