北のバカげた日常 金正恩「かかし」にする「党の中の党」 (2/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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北のバカげた日常 金正恩「かかし」にする「党の中の党」

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AERA#北朝鮮

 元労働党幹部の話。

「組織指導部は自分たちの都合のいいように文書をいじくることができる。経済数値の書き換えもする。正恩が口述指示した『お言葉』が下に降りるとき、『党の教義』に合うよう作り直すこともある」
「分厚い文書など正恩が最後まで読むと思うか? 読んでもせいぜい2~3ページだ。それで署名してしまう。経験不足の指導者に組織指導部がいろいろ吹き込み、操るのも可能だ」

 正恩氏は2012年4月、党や国家経済機関幹部らを前に、「国土管理事業」についての談話で、こう述べたと発表された。

「わずかな外貨を稼ごうと、国の貴重な地下資源をむやみに開発・輸出する動きがある。資源開発に無秩序を作り出さないようにすべきだ」

 昨年暮れに張成澤(チャンソンテク)氏に死刑を言い渡した判決にある「国の資源を安値で売り払う売国行為を働いた」との記述とよく似ている。正恩氏の談話をチェックし、手を入れるのは組織指導部だ。


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