勝間和代「『パイの実』のようになりたい」 その真意 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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勝間和代「『パイの実』のようになりたい」 その真意

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アエラが電車内に掲示する「中吊り広告」には、時代を切り取るキーワードが潜んでいる(撮影/写真部・松永卓也)

アエラが電車内に掲示する「中吊り広告」には、時代を切り取るキーワードが潜んでいる(撮影/写真部・松永卓也)

 日本中が不安感にざわついていた2008年のリーマン・ショック。当時、仕事や人生の指針を求めた就職氷河期世代が傾倒したのが、経済評論家の勝間和代さんだった。彼女の考え方に触発された人々は、今どんな価値観をもっているのか。また、勝間さん自身は当時をどう振り返るのか、取材した。

「年収10倍アップ」「会社に人生を預けるな」

 扇情的なフレーズが並ぶ勝間和代さんの著書には、「三毒(怒る・妬む・愚痴る)追放」、禁酒禁煙、自転車移動など、自己啓発や効率化のノウハウが満載。勝間本を愛読して内容を実践する人たちは「カツマー」と呼ばれ、社会現象となった。

「閉塞感を打破する勝間力」(08年12月22日号)で取材した高松洋子さん(38)は大学卒業後、フリーターに。半年後にSEとして派遣で働き始め、勝間本と出合った。

「このままではいけない」

 勝間さんが推奨するパソコン「レッツノート」を買い、勝間さんを目指して07年に起業した。
 
 11年にその会社を閉鎖した時、東日本大震災で絶望してやりたいことを見失いそうになった時、勝間本は励みになった。今は岩手大学の三陸復興推進機構の特任研究員となり、仮設住宅での被災者の暮らしを訪問調査している。毎朝6時に勝間さんのメッセージが届くサポートメールを読み続けている。


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