災害に役立つ情報とともに、車を使って3日間を切り抜ける防災術を紹介 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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災害に役立つ情報とともに、車を使って3日間を切り抜ける防災術を紹介

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車バイバル! 自分で考え、動くための防災BOOK

片山 誠,石川 真禧照,車バイバル編集部,志村 洸賀

978-4910248004

amazonamazon.co.jp

 1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、2018年の西日本豪雨、2019年の台風19号と、大規模な災害に何度も見舞われている日本。そのたびに国で、個人で、防災意識を高めていることかと思いますが、意外と見落としがちなのが災害時における車の活用法です。
 そこで、実用的な防災の情報やアイテム、対処法とともに、自家用車を活用したサバイバル術を教えてくれる本書『車シャバイバル!自分で考え、動くための防災BOOK』が役立ちます。
 本書において「車バイバル」とは、「車を活用して3日間、災害から家族も自分も守ろう」ということだと定義。本書の前半では、「避難場所に車で行けるのか?」「避難場所として車を使うメリットは?」「災害伝言ダイヤル(171)の使い方を家族全員が知っているか?」「なくなったら困る消耗品は何か?」「自宅に備蓄しておくべきものは?」など、災害における基礎知識全般が紹介されています。
 
 後半ではさらに一歩踏み込んで「72H車バイバル実践編」として、実際に72時間「車バイバル」をするならどうするべきかを想定した内容を紹介。「災害直後の3日間は人命救助が優先されるため、公的な支援はあまり期待できない」(本書より)とのことで、そうした状況のなか車を活用してどう乗り越えればよいかが、初日、2日目、3日目、72時間を乗り越えた後というシチュエーションに分けて詳しく解説されています。
 たとえば、車バイバル術の一つとして挙げられるのが「車からの給電」。EVやHV、PHVなど外部給電機能を持つ車の多くは、1500Wまでの給電に対応しているそうです。非常時には電気ケトルや電子レンジ、ホットプレートまで使用できます。調理だけでなく、スマホやパソコンの給電、暖房&冷房器具の使用なども可能。これだけでも車をシェルター代わりにするメリットが見えてきますね。
 ほかにも「車中泊でエコノミークラス症候群にならないための予防法」「情報収集をどうするか?」「避難場所や車の中でプライバシーを保つには何が必要?」「車中泊の場合、衛生面で気をつけることは?」といった項目もあり、車バイバルを実践する際の参考になります。
 「自家用車を用いたこんなユニークな防災法もあるのか......」と、みなさんにとって目からウロコの情報もあるかもしれません。自身や家族の安全を守るためにも、本書を読んでもしもの事態に備えてみてはいかがでしょうか。


(記事提供:BOOK STAND)

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