20代や30代前半の頃と比べ、徐々に体型も変化してくる40代。だからといってオシャレを諦めてしまうことなく、年齢や体型に合った洋服を身につけた大人の女性を目指したいものです。



 スタイリストとして、主婦として、そして母としての顔を持つ福田栄華さんは、本書『必ずアカ抜ける、大人のおしゃれテクニック塾』のなかで、そうしたオシャレな大人の女性を目指すにあたり、おさえておきたい3つ"品"があるといいます。



 まず1つ目は、"自分の体のサイズにきちんと合った服を着ること=上品"。トップスやアウターの肩幅が自分に合っていないと、だらしがなく、太っているようにも見えてしまうそう。自分の肩幅の合った服を品良く着こなすことが大切なのだといいます。



 2つ目は、"服の品質"。デザインのみならず、買う際には必ず生地の質を自分の手で触って確かめてみることが重要だと指摘。ざらつきのない、なめらかな生地であればOK、素材はシルクでもレーヨンでも良いそうです。なかでもアラフォー女性にオススメだというのが"とろみのある、薄手で柔らかい生地"。着たときに生地が優雅にゆれ、女性らしい美しいシルエットを生み出すのだといいます。



 そして3つ目は、"コーディネートに何か1品、上質なものを入れること"。秋冬のファッションならば、外側の目につきやすい部分に上質な1品を。たとえばコートやバッグ、ブーツなどに質の良いものを取り入れることで、アカ抜けて見えるようになるとのこと。

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