眼鏡店で目の検査を受ける堀井デスク。さまざまな見え方をチェックする
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 梅雨明けした地域も拡大し、厳しい日差しにさらされる機会が増えている。紫外線は一年を通して降り注いでいるが、4月ごろから照射量が増加し、9月ごろまで多い状態が続く。紫外線から大切な目を守るためにサングラスについて調べてみた。

【写真】レンズを目の前に当て、色や濃さなどを確認する様子はこちら

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 紫外線対策に欠かせないアイテムの一つにサングラスがある。海外では多くの人がかけているが、日本人は抵抗感を持つ人が少なくない。「気取っているように見える」など、見た目の印象から敬遠されがちだが、サングラスには紫外線から目を保護するという大切な役割がある。眼鏡専門店「オプテリアグラシアス」(東京・吉祥寺)代表の伊藤次郎さんはこう話す。

「特にシニア層の人は目を隠すのに抵抗感を持つ人が多いです。でも、ファッションではなく予防医学的な観点からサングラスをするのは大事。かつて、サングラスのレンズといえば色が濃いものばかりでしたが、今は紫外線カット用のレンズで薄い色や透明のものもあります。周囲の人に目を見せて安心感を与えることもできますから、サングラスに心理的な抵抗がある人にぜひ使ってもらいたいですね」

 サングラスは夏のアイテムというイメージが強いが、紫外線は一年中降り注いでいる。

「夏は太陽の位置が高いものの冬は低くなり、目に紫外線が入りやすくなります。そのため通年で使うと安心です」(伊藤さん)

 また、サングラスはファッション性が高いアイテムということもあり、百貨店や雑貨店などで購入する人も少なくない。

「眼鏡も度付きサングラスも医療機器なので、度付きのサングラスを考えているならなおさら眼鏡店で購入を。百貨店などでおしゃれ用に度なしサングラスを買う場合でも、最低限、紫外線カットレンズかどうか確認しましょう」(同)

 本誌編集長代理の堀井正明デスクも、サングラスが欲しいと考えていた一人。白内障の初期症状で紫外線の影響を減らしたいと考えていたのと、休日にはゴルフや山登りなど屋外にいることが多いからだ。そこで、11月に60歳になるのを前に、奮発していいサングラスの購入を決意。「オプテリアグラシアス」の伊藤さんの元を訪れた。

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