【家つまみ】さわやかな香りと甘みが喜ばれる「文旦の砂糖菓子」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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【家つまみ】さわやかな香りと甘みが喜ばれる「文旦の砂糖菓子」

連載「家つまみでひとやすみ」

黒田民子週刊朝日#黒田民子
文旦の砂糖菓子  (撮影/写真部・松永卓也)

文旦の砂糖菓子  (撮影/写真部・松永卓也)

【ワンポイントアドバイス】カットした文旦の皮は2回ゆでこぼすことで苦みがやわらぎ、すっきりと仕上がる。(左) 砂糖で煮詰めた皮はアミに並べ、透明感が出るまで日が当たる窓辺で乾燥させる。 (撮影/写真部・松永卓也)

【ワンポイントアドバイス】カットした文旦の皮は2回ゆでこぼすことで苦みがやわらぎ、すっきりと仕上がる。(左) 砂糖で煮詰めた皮はアミに並べ、透明感が出るまで日が当たる窓辺で乾燥させる。 (撮影/写真部・松永卓也)

黒田民子(くろだ・たみこ)/1947年生まれ。料理研究家。All About「ホームメイドクッキング」ガイド。旬の素材を生かした家庭料理のレシピが幅広い世代に支持されている。趣味は美術館巡り

黒田民子(くろだ・たみこ)/1947年生まれ。料理研究家。All About「ホームメイドクッキング」ガイド。旬の素材を生かした家庭料理のレシピが幅広い世代に支持されている。趣味は美術館巡り

 料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「文旦の砂糖菓子」。

【作る際のワンポイントアドバイスはこちら】

*  *  *
 柑橘の中でも大玉で、さわやかな酸味と甘みが特徴の「文旦」。果肉だけをいただくのはもったいない。厚い皮の上品な香りを生かして砂糖菓子を作ってみませんか。日本茶にもコーヒーにも合うので、お茶の時間が楽しみになります。

 まずは文旦の下処理から。皮は4等分に切り、内側の白いワタを包丁で半分ほどそぎ落とします。多少苦みや風味を残すには、取りすぎないほうがいいですよ。沸騰したお湯で2回ゆでこぼしてアクを抜き、ひと晩、水につけます。こうすることで苦みがやわらぎます。

 皮の水気を拭き取り、短冊に切って鍋に入れ、グラニュー糖と白ワインを振ります。弱火で30分ほど煮詰めたら火を止め、鍋に入れた状態で冷まします。冷めたら皮をアミに並べ、窓辺の日の当たる場所で1日以上乾燥させましょう。

 皮が乾いて透明感が出たら、できあがりのサイン。グラニュー糖を絡ませれば完成です。密封容器に入れたら冷暗所で2週間ほどは日持ちします。ちょっとした手みやげにも喜ばれますよ。

(構成/沖村かなみ)

■文旦の砂糖菓子

【材料】(2人分) 文旦の皮1個分、グラニュー糖75g、白ワイン50ml

【作り方】(1)文旦の皮は4等分に切り、内側の白いワタを包丁で半分ほどそぎ落とす。(2)鍋に適量の水と(1)を入れて火にかけ、沸騰したら取り出し、冷水で洗う。これを2回繰り返してアクを抜く。(3)(2)をひと晩水につけて苦みを取る。水気をしっかりと拭き取り、1cm幅の短冊に切る。(4)鍋に(3)を入れ、グラニュー糖、白ワインを振りかけて弱火で30分ほど煮詰めて冷ます。(5)(4)が十分に冷めたらアミに並べ、1日以上乾燥させる。(6)皮が乾いて透明感が出たら、仕上げにグラニュー糖(分量外)を適量絡ませる。

【ワンポイントアドバイス】カットした文旦の皮は2回ゆでこぼすことで苦みがやわらぎ、すっきりと仕上がる。砂糖で煮詰めた皮はアミに並べ、透明感が出るまで日が当たる窓辺で乾燥させる。

週刊朝日  2021年3月26日号


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黒田民子(くろだ・たみこ)/1947年生まれ。料理研究家。All About「ホームメイドクッキング」ガイド。旬の素材を生かした家庭料理のレシピが幅広い世代に支持されている。趣味は美術館巡り。

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