いまだ実現困難な廃炉作業 1兆3700億円が無駄に

東日本大震災

2021/03/11 08:02

 東日本大震災から10年。事故が起きた東京電力福島第一原発の廃炉作業は、多額の国費を投じて、最難関と見られる溶融核燃料(デブリ)の取り出しを準備する。原発増設に向けた動きも表面化してきた。だが、専門家からは疑問の声が相次ぐ。ジャーナリストの桐島瞬氏が現状を報告する。

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