丸山茂樹が22歳の金谷拓実に見た“トッププレーヤーの片鱗” (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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丸山茂樹が22歳の金谷拓実に見た“トッププレーヤーの片鱗”

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹

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石川遼=9月3日撮影 (c)朝日新聞社

石川遼=9月3日撮影 (c)朝日新聞社

 今年10月にプロ転向したばかりの金谷拓実選手。丸山茂樹氏が、その実力を称賛する。

【石川遼選手の写真はこちら】

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 国内男子ツアーの年内最終戦「日本シリーズJTカップ」(12月3~6日、東京・東京よみうりCC)はアメリカのチャン・キム(30)が優勝しました。

 感心したのは金谷拓実(22)が5位に入ったことです。プロ転向後の国内ツアーは4試合ともトップ10ですから。いいときも悪いときも自分の世界観をきちんと作れてるのはすごいと、改めて感じましたね。

 悪いながらも最終日もイーブンパーでまとめて、ああいう順位を確保しますよね。しかも、最終の18番パー3で難しいパーパットを決めてみせる。あれはもう、トッププレーヤーの持ってる独特のものですよね。

 インタビューをしても、自分の長所、短所をよく知ってる。飛距離が出ないんで最後の締めの部分を強化したい、と。ドライバーじゃなくてアプローチを強化して、距離が出ない部分を補いたいというね。すばらしいです。僕らの時代には、22歳でそんなこと言えなかったなと思います。

 連覇のかかっていた石川遼(29)ですが、優勝できるほどには全体的に調子がよくなかったです。とくにショットが。遼とも話をしましたけど「ほんとにひどかったです」って苦笑いしてました。とはいえ、彼もああやってまとめて6位に入ってくる。平凡じゃないんですよ。4日間通じてみたら、やっぱりいるよねと。遼のそういったところを、若手の選手たちに見てほしいと思います。

 51歳の藤田寛之も8位に入ってきました。3日目の悪天候が響いたとは思うんですけども、それにしても立派なゴルフをしてますよね。同級生として尊敬できるなと思います。

 2位だった大槻智春(30)は日大ゴルフ部の後輩です。最近ずっと上位にいるんですけど、勝ちきれないんですよね。今回の最終日でも17、18番ともったいないミスをしてしまった。ああいうところが、来年に向けての反省点なのかなと。ちゃんとプレーを見つめ直して、自分のことを分析する時間をとってほしいです。


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