二宮和也:まぁ、今までやってきた20年すべてが嵐ですからね。

相葉雅紀:確かにね。僕らのいろんな面を感じて楽しんでいただきたいですね。

大野智:「嵐=○○」は、俺はファンの方のほうがわかってるんじゃないのかな、とも思うかな。自分ではわからないんですよね。客観的に見ている人のほうが答えられる気がします。

二宮:その答えもみんな同じじゃないでしょうし。ファンの人の数だけあるものかもしれない。

──アルバムから離れて、みなさんのなかで「嵐=○○」とするなら?

櫻井:嵐=宝物ですね。メンバーそれぞれもそうですし、ファンのみなさんと過ごしてきた時間もそうですし。宝物という以外に思いつかないですね。

二宮:僕はさっきと同じ答えになるけど、やっぱり「嵐としてすごした時間すべて」。まとめられないな。こうやって思い出を共有できる仲間がいて、その話を面白がって読んでくれるみなさんがいて。それらすべてが宝物ですけど。

松本:うん。でもここでまとめると終わっちゃう感じがするから、俺はあえて言いたくない!(笑)

櫻井:そうですね。これからもずっと歩み続ける嵐を見守っていただきたいです。

(構成/大道絵里)

※このインタビューは9月27日に行われたものです

週刊朝日  2020年12月11日号より抜粋