■世界中で期間限定ショップを展開中
10月にソウルでオープンしたポップアップストア。同様の店舗は日本、台湾、シンガポールなどアジア8カ国・地域、米国、欧州(ドイツ、英国など15カ国)の計5エリアで順次オープンし、衣類、ファンシーグッズ、生活雑貨など約300種類の商品を販売する。入場は事前抽選予約制。BTSの本拠地、韓国では街中のいたるところにBTSのポスターや広告が見られる。
■米誌「TIME」表紙も
今年、米誌「TIME」でも、96ページにわたってBTSを特集した特別号(コレクターズエディション)が発売。BTSが同誌の表紙に初めて登場したのは、2018年の「次世代のリーダー」特集でのこと。アメリカでの人気の高さがうかがえる。
■株価乱高下で波乱を呼んだ所属事務所の上場
BTSの所属事務所「ビッグヒットエンターテインメント」が10月15日、韓国取引所に新規株式を公開した。13万5000ウォンの公募価格に対し、初値は27万ウォンをつけ、その直後に株価は35万1000ウォンに急上昇。時価総額は11兆8800億ウォン(約1兆900億円)まで膨れ上がったが、その後値下がりを続け、4日後にはほぼ半値に下落。期待と熱狂で過熱した株価は、熱狂が冷めると大きく下落し乱高下を繰り返し、波乱を呼んだ。
■コラボ商品も多数、60代女性も買いに走る
食品や化粧品など、BTSのコラボレーション商品も多岐にわたる。こちらは韓国の人気化粧品ブランド「VT COSMETICS」とのコラボレーション商品。「BTSコラボ商品は、発売以来よく売れる人気商品。10代の若者から60代の女性まで、幅広い年代の方が買いに来られます」(VT COSMETICS本店店長)
■リリース時には長蛇の列、男性人気も
タワーレコード渋谷店には、“K‐POPの聖地”とも呼ばれるK‐POP専用フロアが。売り場の中でもひときわ目を引くのが、こちらのBTSコーナー。「BTSの人気は圧倒的。リリース時には長蛇の列ができるのがお決まりの光景。女性のみならず男性ファンも多いのが特徴です」(同店K‐POP担当バイヤー)
(構成/本誌・松岡かすみ)
※週刊朝日 2020年12月4日号