新垣結衣さん(C)朝日新聞社
新垣結衣さん(C)朝日新聞社

 2016年にブームを巻き起こしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」TBS系)が帰ってくる。来年1月の「新春スペシャルドラマ」として続編の放送が決まり、10月初旬に撮影が始まった。

【写真】ガッキーのかわいすぎるエプロン姿はこちら

 同作は新垣結衣(32)が演じる派遣社員の森山みくりと、星野源(39)演ずるサラリーマンの津崎平匡が、「契約結婚」から恋愛を経てゴールインするまでを描いたラブコメ。エンディングで流れる「恋ダンス」も話題になった。

 あれから4年が経つが、続編を待ち望む声は尽きなかった。今年5月には「逃げ恥」の未公開シーンや未公開カットを加えた「逃げるは恥だが役に立つムズキュン! 特別編」を放送したところ、「逃げ恥」「みくりさん」がTwitterのトレンドワードで世界1位になるほどに話題を集めた。

 待望の新作を新垣と星野はどう演じるのか。星野の近況について、芸能関係者はこう話す。

「新作映画『罪の声』が11月に公開されるんですが、その映画の宣伝をしながら、『逃げ恥』の新春スペシャルを撮影しているので忙しそうですね。その上に、毎週火曜にはラジオ番組『オールナイトニッポン』のパーソナリティの仕事もあります。近況は、音楽活動をそこまでできているわけではなく、むしろ俳優業の方が忙しい感じですね」

 一方、新垣の近況についてはこう話す。

「『逃げ恥』のヒットで女優としてのステージが一段、上がった感があります。この4年間は仕事をかなり選んだのでしょうね、ドラマ出演本数は少なく、年1、2本ほどしか大きな仕事をしていない。それでもCM出演も途切れないし、人気も安定している。あれだけのヒット作に恵まれたことで、女優として余裕が生まれたのでしょう」(前出の芸能関係者)

 気になる新春スペシャルのストーリーは、結婚3年目に入った2人の姿を描くという。漫画家・海野つなみさんによる原作の10、11巻を元に、脚本を前シリーズと同じ野木亜紀子さんが担当する。原作通りなら、みくりは正社員となり、妊娠、出産、育児を経験することになるが……。メディア文化評論家の碓井広義氏が話す。

著者プロフィールを見る
上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

上田耕司の記事一覧はこちら
次のページ
「妊娠、出産、育児」などをどう描く?