陰性でも感染予防を 高齢者ホームに学ぶ自宅の「コロナ対策」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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陰性でも感染予防を 高齢者ホームに学ぶ自宅の「コロナ対策」

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石川美香子週刊朝日#新型コロナウイルス
高山義浩医師

高山義浩医師

(週刊朝日2020年10月16日号より)

(週刊朝日2020年10月16日号より)

 今後、数年は続いていくとみられる新型コロナウイルスの感染拡大。感染リスクの高い高齢者をどう守るかが課題だ。高齢者のいる暮らしのなかでは、感染をどのように防ぎ、どう対策したらいいのだろうか。高齢者ホームでの対策を参考にしながら、自宅での感染症対策について考えたい。

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 まずは、「家庭内へのウイルス侵入を予防すること」が重要だが、家庭内における感染予防は、どうしたらいいのだろうか。どんなに気をつけていたとしても、ウイルスが自宅に侵入してしまうことはありえる。その際の高齢者への対応や掃除や消毒の仕方、換気、感染防護具についてもきちんと押さえておきたい。

 地域で新型コロナウイルスが発生または流行している状況(下記)でも、家族に新型コロナウイルス感染を疑う状況でなければ、「家庭内での感染予防で、特別な対応は必要ない」と沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科の高山義浩医師は言う。沖縄県立中部病院感染症内科では、高齢者ホームで新型コロナウイルスの感染者が確認された場合の感染対策の考え方も公開しているが、これらは高齢者がいる家の感染症対策の参考にもなるのだ。

■新型コロナウイルスが「地域で流行している状況」とは?
□居住する都道府県もしくは市町村が、地域における流行を宣言している
□居住する市町村において、どこで感染したかわからない患者が複数認められている

 対策が必要になるのは、同居家族や高齢者に咳や発熱などの新型コロナウイルスの感染を疑う症状が認められた場合だ。その場合は、医療機関を受診して、検査を受けたほうがよい。結果が陽性であった場合には、原則として入院措置となる。

 しかしながら結果が陰性だったとしても、【検査で陰性後、感染管理の強化を解除するタイミング】(下記)の三つの条件がすべて確認されるまでは感染予防を心がけたほうがよい。また、その間、下記にあげる(1)~(4)の【重症化の兆候を疑う状況】には医療機関に連絡、搬送するなどの速やかな対応をとるべきだという。


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