2018年、事件発覚後の会見に臨んだ山口達也容疑者
2018年、事件発覚後の会見に臨んだ山口達也容疑者

 なぜ、飲んでしまったのか。アイドルグループ「TOKIO」の元メンバーの山口達也容疑者(48)が9月22日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁に逮捕された。

 山口容疑者は東京都練馬区桜台の交差点で信号待ちをしていた乗用車にバイクで後ろから衝突。駆け付けた警察官による呼気検査で飲酒運転が発覚し、現行犯逮捕されたという。捜査関係者はこう語る。

「110番通報で駆け付けた警官が、山口容疑者が足取りもおぼつかず、様子もおかしいのに気づいて、念のため検査したところアルコールが検出された。その場で酒気帯び運転で逮捕された。相手の運転手らにはけがはなく、物損事故。山口容疑者本人も、かなりの量の酒を飲んだことを認めている。今朝がたまで飲んで、ほとんど寝ておらず、ブレーキが遅れて突っ込んだようだ。担当の警官も運転手が山口容疑者だと聞いて、本当かとビックリだったそうだ」

 山口容疑者は2018年、東京都港区の自宅マンションで知り合いの女子高校生に無理やりキスをするなどしたとして、強制わいせつ容疑で書類送検され、不起訴処分となった。その後、所属事務所を契約解除となり、芸能界を引退していた。

 この時も、かなりの量の酒を飲んでいたことを本人が会見で涙ながらに釈明していた。事件より前の2016年には、山口容疑者は8年間連れ添った妻と離婚している。引退後の生活についての詳細はわからないが、孤独な日々が、再び手を出してはいけないはずの酒に走らせてしまったのだろうか。

「強制わいせつ事件を起こした時から、アルコール依存症ではないかと言われていた。一時は酒を断って良くなっていると聞いた。だが、また最近飲み始めて、こんな事故を起こしてしまったようだ。山口容疑者は飲み始めると、とことんまで飲まないと気が済まない。昔は楽しい酒だったが、年をとるにつれて人にからむなど、支離滅裂というか正常な判断ができないくらいに酔ってしまうようになった」(芸能関係者)

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酔うと支離滅裂になり、