なぜ若者はお金を払ってでもプリクラを撮るのか。若者向けサービスのコンサルティングを行うネオレア(渋谷区)が昨年秋に女子高・女子大生を対象にインターネット調査をすると、1位「記念に残したい」、2位「SNSにアップしたい」、3位「プリクラで盛りたい」などの結果となった。

 撮った後の用途はインスタグラムにアップしたり、SNSのアイコンにしたりと「プリ帳」の時代とは様変わりしたが、若い女性がコミュニケーションの手段とするところは変わらないようだ。

 新型機のターゲットについて、セガの広報担当者は「ボリュームゾーンは若い女性ですが、モーメント遊びが周辺の人々にも広がってくれれば」と話す。今後、新たな楽しみ方が広がっていくかもしれない。

(本誌・浅井秀樹)

※週刊朝日オンライン限定記事