芸能人に囲まれる安倍首相と昭恵夫人 (c)朝日新聞社
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 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」には、芸能人や有名キャバクラ嬢といった様々な業界の人が多数、招待されている。だれが、どんな理由で呼んだのだろうか。なかには反社会的勢力と見まがうような人の姿も……。

【写真】本人直撃!「桜を見る会」に招待されたNo.1キャバクラ嬢

 安倍首相と昭恵夫人を中心に、五木ひろし、由紀さおり、高島礼子、デヴィ夫人、ピコ太郎、Jリーグの元サッカー選手ラモス瑠偉……数多くの芸能人が写っている写真がある。芸能人と安倍首相が写っている写真はほかにもたくさんある。もちろんすべて「安倍枠」で呼ばれているわけではないだろうし、だれが何のために呼ぶのだろう。

 ある大物俳優はこう話す。

「安倍総理の地元山口県の後援会関係者が800人以上参加していたそうだけど、だれでも知っているタレントたちに会わせれば、そりゃ喜びますよ。それが票につながる」

 一方、これまで何人もタレントを参加させている大手芸能事務所の担当者は、こう明かす。

「招待状はタレントを名指しにして、事務所に郵送されてきます。複数いる場合は、一人ひとり分けて封書で来ます。結婚式の招待状と同じですよ。大手事務所はどこも同じだと思います。名指しされたタレントのスケジュールを確認して、合えば参加させています」

 タレントはノーギャラというが……。

「安倍さんと付き合いができる、もしくはよく思われることはタレントにとってもメリットがある。安倍さん公認のタレントになれますし、場合によっては官邸に出入りしているスポンサーからCMがもらえる場合だってあるかもしれない」(前出の大物俳優)

 一方、SNSで話題になっている写真がある。今年4月の「桜を見る会」で撮影された10枚ほどの写真。<桜を見る会2019招待していただきました>とメッセージが添えられている。その中の一枚にはこんな人物が写っていた。

 かつて大阪で「地下格闘技」団体を主催、大阪の半グレ組織のトップに君臨していたX氏だ。X氏は2017年3月、山口組の組長とともに、5千万円を恐喝した容疑で大阪府警に逮捕された。10年と11年にも詐欺容疑で府警に逮捕されている。

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