京アニ放火殺人 ”鬼畜男”の素顔 家賃滞納、悪臭、そしてコンビニ強盗 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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京アニ放火殺人 ”鬼畜男”の素顔 家賃滞納、悪臭、そしてコンビニ強盗

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岩下明日香、上田耕司、亀井洋志、羽富宏文/今西憲之週刊朝日
京アニの建物内部。焼け焦げたらせん階段(撮影/今西憲之)

京アニの建物内部。焼け焦げたらせん階段(撮影/今西憲之)

第1スタジオの近くには供えられた花が山のようになっていた(C)朝日新聞社

第1スタジオの近くには供えられた花が山のようになっていた(C)朝日新聞社

中学生時代の青葉真司容疑者

中学生時代の青葉真司容疑者

 青葉容疑者はここにいるとき、事件を起こしている。2012年6月、深夜に県内のコンビニに押し入り、店員に包丁を突き付け、現金約2万円を奪って逃げた。その後、警察署に出頭し、強盗容疑で逮捕された。

 住宅の当時の管理人が振り返る。

「青葉がコンビニ強盗で逮捕されたので、退去通告をするため、勾留されている警察署に面会に行きました。青葉はぼそぼそと話しながらも素直に承諾しました」

 後日、管理人は警察官立ち会いのもと、青葉容疑者の部屋に入った。

「部屋の中はひどい状態だった。電気が止められていたからか、冷蔵庫の中のものが溶けて液体が流れ出し、悪臭を放っていた。赤いノートパソコンの画面はめちゃくちゃに破壊され、部屋の壁にもハンマーで壊された跡があった。家賃は3DKで約4万円だが、滞納することが多かった」

 同じ棟の住民によると、当時、夜中の0時4分になると、必ず目覚まし時計が鳴った。そして、大音量で音楽がかかるため、近隣住民はたびたび騒音被害を管理人に訴えていたという。

 青葉容疑者は、さいたま市内の更生保護施設を経て、3年ほど前から今回の事件を起こす直前まで、同市内のアパートに移り住んだ。だが、ここでも特異な生活ぶりは変わらなかった。

 アパートの住人が語る。

「青葉容疑者は自転車が好きなようで、深夜0時過ぎにロードバイクで出掛けていくのをたびたび見ました。休日の昼はゲーム音楽がくり返し流され、平日の夜はスピーカーのドンドンという振動音が聞こえてくるので、我慢できなくなって何度か警察に通報しました」

 さらに今回の事件の数日前にも、近隣トラブルを起こしている。同じアパートに住む20代の男性がこう明かす。

「14日の昼ごろ、私の部屋のドアを思いっきりたたいたり、ドアノブをガチャガチャ回したりしてきました。部屋の中からもウワワァーッと叫び声を上げながら、壁をバンバンたたいてくる。耐えられなくなって苦情を言いに行ったんです」


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