「神がかったようなゴルフ」で初優勝の36歳、ラシェリーに丸山茂樹が賛辞 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「神がかったようなゴルフ」で初優勝の36歳、ラシェリーに丸山茂樹が賛辞

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹週刊朝日#丸山茂樹
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める

ラシェリー、頑張ったんだなあ (Getty Images)

ラシェリー、頑張ったんだなあ (Getty Images)

 丸山茂樹氏は、米ツアー初優勝を果たしたゴルフのネイト・ラシェリー選手や、若くして世界のトップに立つ大坂なおみ選手などについて語る。

【写真】ツアー初優勝を飾ったラシェリー選手はこちら

*  *  *
 米PGAツアーの「ロケット・モーゲージ・クラシック」(米ミシガン州デトロイトのデトロイトGC)は、アメリカのネイト・ラシェリー(36)が通算25アンダーでツアー初優勝を飾りました。

 プレーぶりを見てると、非常に体は大きいんですけど、ステディーな感じのプレーかなと。そんなに無理をしない感じでプレーする人なんだなあ、とは思いました。それなのに、こんなビッグスコア出すんだと思って見てましたけどね。神がかったようなゴルフをしてましたよ。

 あとから聞いて驚いたんですけど、彼は15年前、アリゾナ大学時代にとんでもない悲劇に見舞われてたんですね。オレゴン州であった試合に、両親と彼のガールフレンドが自家用の小型機で応援に来てて、帰りにその飛行機が墜落して、3人とも亡くなった、と。

 その翌年にプロに転向して、ずっと苦労して。僕らが想像もつかないような重いものを背負って生きてきたんでしょうね。36歳でのツアー初優勝は、とても意義深いものになったんだろうなと思います。

 ラウンドが終わったあとに、彼が2人の女性とハグをしてたんですよね。そのときは何も知らなくて、苦労したからなのかなと思いました。いま思えば、特別な意味があったのかもしれません。

 話は変わりまして、テニスの大坂なおみさん(21)です。ウィンブルドン選手権は1回戦で負けてしまって、大会後に世界ランキング1位に返り咲く可能性がなくなったんです。ここ最近、メンタルに不安を抱えてるというような報道を目にしてましたけどね。

 まだ若いのに世界のトップに立って、周りからのプレッシャーだとか、期待だったりとかで、いろんな思いが、なんていうんですかねえ、出てきちゃったのかなと。よくスポーツ選手で新星のごとくに現れて、逆につらい思いをしたという人や、ハリウッドスターなんかでもそういうケースはいっぱいありますもんね。テニスを楽しむ方向にちょっとシフトした方がいいと思いますね。楽しめてないんでしょう。


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