114年ぶりの全米オープン3連覇がかかっていたアメリカのブルックス・ケプカ(29)は2位でした。直近のカナディアン・オープンは50位だったんで、あれは何だったのか、っていうぐらいですね。メジャーとなると、血が煮えたぎるんですね。去年の全米プロ選手権から優勝、2位、優勝、2位ときてますから。半端じゃないですね。

 話は変わりまして、この秋にある日本で初の米ツアー「ZOZO チャンピオンシップ」(10月24~27日、千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CCキング・クイーンコース)です。テレビ朝日系列で独占生放送されることになり、そこで解説をさせてもらうことになりました。

 僕は米ツアーの選手の技術面の特徴を伝えていきたいと思ってます。「こういうところで、こんなことができる」という部分に注目します。日本で米ツアーなんて画期的なことなので、またゴルフブームに火がつけば、と思います。

週刊朝日  2019年7月5日号

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丸山茂樹

丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。

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