紀州のドン・ファン怪死 未だ納骨もできず 和歌山県警の捜査一課車両すべて出動で緊張走る (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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紀州のドン・ファン怪死 未だ納骨もできず 和歌山県警の捜査一課車両すべて出動で緊張走る

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本誌取材班週刊朝日#ドン・ファン

野崎さんが生前、購入していた海が一望できる墓地

野崎さんが生前、購入していた海が一望できる墓地

野崎さん夫妻

野崎さん夫妻

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県の資産家・野崎幸助さん(当時77)が昨年5月24日に覚せい剤中毒という不審死を遂げて9カ月が経過した。

【写真】野崎さん夫妻

 事件は昨年5月24日夜、野崎さんの遺体が自宅2階で発見され、解剖の結果、覚せい剤中毒死と判明。数々の美女と関係を持ち、金融業などで資産約20億円とも言われる野崎さんの怪死はお茶の間の注目を集め、大騒ぎになった。

 野崎さんが発見された当時、新妻のSさんと家政婦のTさんの2人しかいなかったことから、殺人事件であれば解決が早いともみられていたが、捜査は長期化している。しかし、地元に緊張が走る局面が最近、あった。

 本誌が報じた通り、警察庁の担当者が昨年末から和歌山県警に捜査協力。最近は大阪府警も情報提供や捜査に加わっているという。

「和歌山の隣、大阪では覚せい剤事件が毎日、いくつもある。野崎さんの死には、覚せい剤が使用されている。犯人は覚せい剤で野崎さんを殺害できると、どこからか覚せい剤を入手したはず。覚せい剤の事件は、売買に関与している連中に聞くのに限る。その中で、野崎さんと覚せい剤につながる情報があったので捜査しているのは事実。話を聞きに行った時、軽乗用車で行ったら、警察らしくないと不審がられた。いろいろ捜査している」(大阪府警の捜査関係者)

 和歌山県警も警察庁との協議からドン・ファン事件を担当する捜査1課の専従者を増員したという情報もある。

 つい最近も、捜査1課の車両が和歌山県警からすべて消えた時があった。

 ドン・ファン事件に大きな進展があったのか、と地元メディアが色めきたったが、「それは単なる偶然や」と捜査関係者は、言葉少なに語るだけ。

 和歌山県警は野崎さんを知る関係者で、これまで事情を聞いていない人物にも積極的に聴取をしているという。

 最近、事情を聞かれた野崎さんの知人はこう話す。

「野崎さんの交友関係や覚せい剤とのつながりについて、何度も聞かれた。具体的に人の名前を出してきて、知らないかとも言っていた。その話からも、野崎さんが覚せい剤を何者かに飲まされ殺害された、特定の人物をマークして捜査している感じであることは、よくわかった」


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