北海道など被災地産品を「買って」支援 東京都内のアンテナ店が販売増

2018/09/18 07:00

 甚大な被害の真備町産の商品を求める人が多く、同町産のタケノコの水煮やフルーツジャムは2日間ほどで売り切れに。今も入荷再開の見込みはない。岡山市産のパクチーも、入荷再開まで時間がかかりそうだ。

 東京・銀座にある「ひろしまブランドショップTAU」では、豪雨被害を受けた広島県の産品が買える。店内には調味料、工芸品、広島カープグッズなど約3千点が並ぶ。店の入り口横の大型モニターでは、J1・サンフレッチェ広島の選手らによる応援メッセージを放映。酒蔵の浸水で一部の地酒は今も入荷しないなど仕入れでの影響はあるが、店の7月の売り上げは前年比10%弱伸びた。

 北海道、岡山、広島の3店ともに、「支援」を前面に掲げたフェアはしない。瀬尾店長は「アンテナショップは、産地から紹介したいものをお預かりする立場。(販売希望する商品を当店から)引っ張るというより、(産地から)押し上げて頂く立場です」と話す。特に被害が大きかった地域の商品を買い求めようとする顧客もいるが、店側は被災メーカーの商品をとりわけ前面に押し出すわけにはいかないようだ。

 味覚の秋を迎え、3店ともに旬の果物などが並ぶ時期。個人でも手軽にできる「買って支援」で、被災地を支えてはどうだろうか。(本誌・緒方麦)

※週刊朝日オンライン限定記事

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