ただの肩こりじゃなかった! 重病を知らせる「痛み」8選 (3/6) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ただの肩こりじゃなかった! 重病を知らせる「痛み」8選

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山内リカ週刊朝日#ヘルス#健康
撮影/鎌田倫子

撮影/鎌田倫子

身体の部位と痛みの関係(イラスト/竹口睦郁)(週刊朝日2018年9月21日号より)

身体の部位と痛みの関係(イラスト/竹口睦郁)(週刊朝日2018年9月21日号より)

(2)「歯やあごが痛い」→「心筋梗塞」「狭心症」の症状!?

「歯痛やあごの痛みも、心筋梗塞や狭心症の代表的な関連痛」と安藤さん。全身の病気に詳しい歯科医や口腔外科医であれば、心臓の病気を疑うかもしれない。ただ、患者全員に心臓の検査を受けるよう勧めるのは、現実的ではない。

「狭心症や心筋梗塞のリスクは高血圧や糖尿病、喫煙などです。こうした病気や生活習慣に該当する人は、歯痛があったときは、念のため循環器内科を受診しておいたほうがいいかもしれません」(安藤さん)

(3)「胸が痛い。まさか心臓の病気?」→女性は「微小血管狭心症」に気をつけて!!

 一方、胸痛は多くの人が心臓の病気を疑うが、意外にも狭心症や心筋梗塞ではないこともある。安藤さんは、「表面が痛い、指で場所を示して『ここがチクチクして痛い』というような痛み方は、狭心症や心筋梗塞の可能性は低い」と言う。

 女性で覚えておいたほうがいいのは、更年期を迎えたころに起こる「微小血管狭心症」だ。牧田産婦人科医院(埼玉県新座市)院長の牧田和也さんはこう説明する。

「一般的な狭心症と違って動脈硬化などがなく、一時的に起こる胸痛が特徴です。夜間に多く発症します」

 牧田さんによると、微小血管狭心症は女性ホルモンのエストロゲンの低下が関わっていると考えられているものの、確証は得られていないという。

「検査で典型的な狭心症や心筋梗塞が見つからないが、症状が続く場合、年齢やエストロゲンの低下状態などから、総合的にこの病気と診断されます」(牧田さん)

(4)「みぞおちのあたりが痛む。胃炎かも」→「急性虫垂炎」で緊急手術!? 「PID」の可能性も

 みぞおちの痛みがあれば、一般的には胃炎など胃の病気を疑う。だが、検査をしても問題が見つからず、そのまま家に帰ったら夜になって大ごとに──。実はこうしたケースは意外と珍しくない。

 関連痛として、みぞおちの痛みをもたらす代表的な病気が、「急性虫垂炎」だ。消化器が専門の帝京大学医学部附属病院IBD(炎症性腸疾患)センター長の橋口陽二郎さんは、「たかが虫垂炎と侮ってはいけない。こじらせると命にも関わる」と話す。


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