2016年5月1日の東京ドーム公演終了後、充電期間に入ったKAT‐TUN。「ジャニーズカウントダウン 2017‐2018」で再始動を宣言、4月20日には約2年ぶりに単独で東京ドームのステージに立った。7月18日にはアルバム「CAST」がリリースされ、この夏には全国ツアーも控える。「完全復活」した今の気持ちを、メンバーそれぞれに聞いてみた。
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■亀梨和也(かめなし・かずや)/1986年生まれ、東京都出身
僕らKAT‐TUNにはいろいろありましたが、それを越えて、充電期間をいただいたことは、自分がグループに対してどう向き合うのかを考える時間になりました。僕自身としての捉え方と、KAT‐TUNの亀梨和也としての捉え方の幅というか……求めてもらっていることにも、改めて感じるものがあって。個人のベクトルをどうグループにつなげられるか、それが自分の引き出しにもなっていくと思うし、その気づきにしっかり沿って、グループ活動や個人の活動に幅を持てたらいいなと。
この3人だからこその強みとかは、自分では特別意識していません。受け取ってくださる皆さんのなかで、3人の良さとかを感じてもらえたらいいなとは思いますけど。中丸君にも上田君にも自分にないところがたくさんあって尊敬していますし、とにかくいい形で交わりながら、ファンの方たちに楽しんでいただける時間や空間、KAT‐TUNとしてのオリジナリティーを作れたらと思います。
プライベートでは、気の知れた仲間と一緒に過ごすことが多いですね。そういう他愛もないことで、エネルギーをもらってます。普通にご飯食べてしゃべるくらいですけど、彼らの持っている景色とか感覚を共有できるのは、仕事とはまた違う刺激がある。自分も12歳からこの世界でいろいろ仕事をさせてもらってますが、よりさまざまな“角度”を持てたらいいなと感じますね。
「やってみたいこと」は持たないようにしています。僕も人間だから、できないとストレスを感じちゃうので。だから、パッと時間ができたとき、これがしたいっていう感覚に素直になれるように、お金と余裕をちゃんと持っておこうと思ってます(笑)。