閉会式では、挨拶をした日本財団の尾形理事長が、香取を紹介しようとして「カトウさん」と呼び間違えるハプニングも。一瞬の沈黙の後、会場中に笑いが満ちた。

 そして、フィナーレでセンターのステージに登場した3人。「72」をライブで歌ったのち、新曲の発表について示唆すると、さらなる歓声が会場を包んだ。

 パラスポーツ応援チャリティーソングとしての新曲「雨あがりのステップ」は、itunesstore限定でリリースし、配信開始の3日19日から6月30日までの売り上げの全額を寄付。パラスポーツ支援に充てられるという。

 新曲の初歌唱を終えて、稲垣が「大勢の人がいて、歌えて通じ合うって、改めて気持ちいいなと思いました。青空の下で、歌詞の内容もぴったり合ってて」と言えば、草なぎも「『新しいみちをゆける気がした』『誰にでも新しいみちが続いている』という歌詞もあって、僕らの心情にもぴったり」と明かし、「(歌う前は)緊張もしたんですけど、選手の方たちからもエネルギーをもらったので、乗り越えて3人で歌えた」と笑った。

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久しぶりのライブの感想は…