「国民を支配しやすい」憲法を学んだ大工が危惧する「自民改憲草案」

2017/12/12 07:00

 改正の是非が論議されている憲法9条。その内容はいまや広く認知されているが、他の憲法をみてみると意外なことばかりだというのは、8月15日に新しい年が始まる「戦後カレンダー」を1984年からつくり続けてきた栃木県茂木町の明良(あきよし)佐藤さん(74)だ。現在の憲法は当時の日本政府がGHQ(連合国軍総司令部)から憲法案をつくるように指示されたものの、明治憲法と変わらないものを作成。そのため、GHQ側が憲法案を考案するように。それから日本政府との交渉が行なわれ、今の憲法が生まれた。しかし、専門家でない人々は何も知らないのが現実。明良さんは憲法を学ぶ必要性を指摘する。

あわせて読みたい

  • 驚くほどの「人権感覚のなさ」 大工が知った“憲法びっくり”

    驚くほどの「人権感覚のなさ」 大工が知った“憲法びっくり”

    週刊朝日

    12/12

    「日本がおかしくなる」と涙した米国人 憲法「女性の権利」のため奔走

    「日本がおかしくなる」と涙した米国人 憲法「女性の権利」のため奔走

    AERA

    10/1

  • 夏休み、憲法について考えてみよう 明良佐藤、辻田真佐憲が選ぶおすすめの3冊

    夏休み、憲法について考えてみよう 明良佐藤、辻田真佐憲が選ぶおすすめの3冊

    週刊朝日

    8/17

    日本国憲法・3年以内の改憲は「困難」(1)~気鋭の憲法学者8人に聞く

    日本国憲法・3年以内の改憲は「困難」(1)~気鋭の憲法学者8人に聞く

    AERA

    5/3

  • まるで水と油…「日本国憲法」と自民党「改憲草案」は違い過ぎる?

    まるで水と油…「日本国憲法」と自民党「改憲草案」は違い過ぎる?

    AERA

    5/11

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す