無用な言葉はストレスの元? 誰でもできる“心を静かにする方法” (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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無用な言葉はストレスの元? 誰でもできる“心を静かにする方法”

連載「貝原益軒 養生訓」

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帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

心を静かにする(※写真はイメージ)

心を静かにする(※写真はイメージ)

 西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。貝原益軒の『養生訓』を元に自身の“養生訓”を明かす。

*  *  *
【貝原益軒養生訓】(巻第二の43)
心をつねに従容(しょうよう)としづかにせはしからず、
和平なるべし。言語はことにしづかにして
すくなくし、無用の事いふべからず。
是尤(これもっとも)気を養ふ良法(りょうほう)也。

 養生訓では心の養生、つまりメンタルヘルスについて様々に語っています。そのなかでたびたび強調されるのが、「心を静かにする」ということです。

「心はいつもゆったりと静かで、せかせかせずに平和でなければいけない。言葉は特に静かに少なくして、無用のことを言ってはいけない。これがもっとも気を養う良い方法である」(巻第二の43)

 この「心を静かにするためには、口数を少なくしろ」ということも繰り返し語られています。確かに口は災いの元といいます。人間関係がストレスにつながることを考えると、余分なことをしゃべらないというのは理にかなっているかもしれません。おしゃべりがストレス解消につながるという人もいるでしょうけど。

「ゆったりと静かで、せかせかせずに」と言われても、昔と違って現代は何事もスピードアップされ、ゆったりすることが難しくなっています。この私も昼の診療時間は実にせかせかしています。6時半には一杯やりたいと思っているので、なおさら忙しくなります。

 だからこそ、1日5分でも、ゆったりとした時間を持つことが必要なのです。私の場合、朝の太極拳がその時間です。実はもう一つそれとは別に、心を静かにするために朝、欠かさずやっていることがあるのです。こちらは、太極拳と違って誰でもすぐにできますので、ご紹介しましょう。


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