また背景として用意されていた浮世絵仕立て動画の鑑賞を終えると、それを真似る形でケネディさん、ジョンソン監督に向けて右手を差し出してフォースのポーズ。「伝説のジェダイ」の演技に、両名は笑顔交じりの苦しげな表情(?)で、マークの方に引き寄せられていき、皆の笑いを誘った。

 前日に行われたレッドカーペットイベントでも、マークはファンサービスに徹底。ファンが取り囲むレッドカーペットを歩みステージに向かうのだが、右手で握手しながら左手でサイン……の連続でなかなか進まない。なんと50分もかけて練り歩いたのだった。

 ステージ上では開口一番「コンバンワ、ジャパン」と挨拶し、聴衆の心を一気につかみ、「高校時代に横須賀に住んでいました。スキーに行ったり、京都に行ったり、各地をたっぷり見ました。その頃、俳優になれるレベルの日本語を話せていたら、日本で俳優活動をしていたと思う」。

 イベントの最後、司会者の「5、4、3、2、1」のカウントダウンの後に一声発する役を担当したのだが……。なんとカウントダウンが始まる前に突如として「ショーゲキノスター・ウォーズ」と吠え、再テイクを余儀なくされたほどの前のめりぶりだった。

 気合十分に今作の秘話を語ったマークの単独インタビューは、12日発売の「週刊朝日」に掲載される。(本誌・菊地武顕)

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