

EXILEのHIROさんが総合プロデュースするドラマやコミック、ツアーなど多様なエンターテインメントで展開する一大プロジェクト「HiGH&LOW」。11月11日、そのシリーズ最終章となる「HiGH&LOW THEMOVIE 3/FINAL MISSION」が公開される。本作に出演する岩田剛典さんに、作品のこと、ご自身のことなど聞いてみた。
──岩田さんには去年6月にも本誌表紙にご登場いただきましたが、今回はAKIRAさんとの撮影です。お二人は普段交流はありますか?
メチャメチャありますよ。たぶん、皆さんが思っている以上に。最近は毎日会っています。同じジムに通っているんですが、「追い込んでますね」「体でっかくなりましたね」みたいな会話をして、そのまま飲みに行ったりとか。とくに俳優業に関しては、AKIRAさんが事務所の誰よりも経験を積まれているので、何かあれば相談するようにしてます。
──この作品では、どんなことを相談したんですか?
僕が演じるコブラとAKIRAさんが演じる琥珀は、台詞で状況を説明しなくちゃいけない場面が多かったんです。キャラクターの心情になりきるとこの台詞は言いたくない、でも作品としては必要。そのせめぎ合いの中の、悩みみたいなものを聞いていただきました。AKIRAさんはそういう話に対しても、「こういう理由があるから」と丁寧に教えてくださいました。
──岩田さんにとって、AKIRAさんはどんな先輩ですか?
HIROさんがパフォーマーを勇退されてから(*2014年からプロデューサー業に専念)、EXILE TRIBE(EXILEグループのアーティストの総称)の実質的なリーダーはAKIRAさんになりました。現場で一番責任を問われる立場ですし、これだけの大所帯を率いるなかで、きっと身を削るような思いをされることもあると思うんです。現場と上層部をつなぐ、ある意味、損な役回りかもしれない。でも、そんな苦労は一切見せることなく、後輩がついていきたくなる先輩、男が憧れる男でいてくださる。本当に頼もしいです。