岩田剛典(いわた・たかのり)/1989年生まれ、愛知県出身。2010年、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとしてデビュー。14年、EXILEにも加入。俳優としても活躍。出演作に映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(16年)、連続ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(16年)などがある。公開待機作に映画「去年の冬、きみと別れ」「パーフェクトワールド」(ともに18年)がある。(撮影/馬場道浩)
岩田剛典(いわた・たかのり)/1989年生まれ、愛知県出身。2010年、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとしてデビュー。14年、EXILEにも加入。俳優としても活躍。出演作に映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(16年)、連続ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(16年)などがある。公開待機作に映画「去年の冬、きみと別れ」「パーフェクトワールド」(ともに18年)がある。(撮影/馬場道浩)
岩田剛典(左)とアキラ(右)
岩田剛典(左)とアキラ(右)

 EXILEのHIROさんが総合プロデュースするドラマやコミック、ツアーなど多様なエンターテインメントで展開する一大プロジェクト「HiGH&LOW」。11月11日、そのシリーズ最終章となる「HiGH&LOW THEMOVIE 3/FINAL MISSION」が公開される。本作に出演する岩田剛典さんに、作品のこと、ご自身のことなど聞いてみた。

【岩田剛典とアキラのツーショット写真はこちら】

──岩田さんには去年6月にも本誌表紙にご登場いただきましたが、今回はAKIRAさんとの撮影です。お二人は普段交流はありますか?

 メチャメチャありますよ。たぶん、皆さんが思っている以上に。最近は毎日会っています。同じジムに通っているんですが、「追い込んでますね」「体でっかくなりましたね」みたいな会話をして、そのまま飲みに行ったりとか。とくに俳優業に関しては、AKIRAさんが事務所の誰よりも経験を積まれているので、何かあれば相談するようにしてます。

──この作品では、どんなことを相談したんですか?

 僕が演じるコブラとAKIRAさんが演じる琥珀は、台詞で状況を説明しなくちゃいけない場面が多かったんです。キャラクターの心情になりきるとこの台詞は言いたくない、でも作品としては必要。そのせめぎ合いの中の、悩みみたいなものを聞いていただきました。AKIRAさんはそういう話に対しても、「こういう理由があるから」と丁寧に教えてくださいました。

──岩田さんにとって、AKIRAさんはどんな先輩ですか?

 HIROさんがパフォーマーを勇退されてから(*2014年からプロデューサー業に専念)、EXILE TRIBE(EXILEグループのアーティストの総称)の実質的なリーダーはAKIRAさんになりました。現場で一番責任を問われる立場ですし、これだけの大所帯を率いるなかで、きっと身を削るような思いをされることもあると思うんです。現場と上層部をつなぐ、ある意味、損な役回りかもしれない。でも、そんな苦労は一切見せることなく、後輩がついていきたくなる先輩、男が憧れる男でいてくださる。本当に頼もしいです。

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