ミッツ・マングローブ「八重歯たちは何処へゆく? そして最強の八重歯王が持つ確信」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ミッツ・マングローブ「八重歯たちは何処へゆく? そして最強の八重歯王が持つ確信」

連載「アイドルを性せ!」

このエントリーをはてなブックマークに追加
ミッツ・マングローブ週刊朝日#ミッツ・マングローブ
ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

最近は八重歯のアイドルが少なくなった?(※写真はイメージ)

最近は八重歯のアイドルが少なくなった?(※写真はイメージ)

 ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は「八重歯」を取り上げる。

*  *  *
 海外(イギリス)にいた時、何にいちばん驚いたって、八重歯が縁起の悪いものとして扱われていることでした。「私のチャームポイントは、この八重歯です!」などと見せつけるなんて言語道断。ドン引きされた挙句に魔女狩りにでも遭いそうな勢いで忌み嫌われていたりします。

 私は特に男性の八重歯が好きです。八重歯には無邪気でやんちゃな少年性があります。なんてことを書くと、まるで私が危ない女装オカマだと思われるかもしれませんが、あくまでも『(生え揃った)男性』の八重歯が好きという意味です。近年、日本でも審美歯科の進歩が著しく、歯並びを整える上で八重歯を抜いてしまう人も少なくありません。もちろん医学的に様々な根拠があってのことでしょうが、ハロウィーンでドラキュラや魔女の格好をしている人たちを見るにつけ、天然の八重歯への愛おしさは募るばかりです。

 テレビの世界でも矯正インプラントの波は凄まじいものがあります。映像技術の進歩に伴って『画面に映る』職業上の身だしなみやプロ意識も一気にグローバルスタンダード化する一方で、白く綺麗な歯は現代社会の『富の象徴』『成功の証』といった側面もあるのではないでしょうか。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい