「今は、子煩悩という言葉を通り越すくらい、お子さんを大事にしているような状態です。海老蔵さんは自身の言動、ブログの影響力を相当勉強しています。もし仮に、気になるお相手がいたとしても、到底すぐにはできないはずです」

 麻央さんは、出演していたニュース番組「NEWS ZERO」での取材がきっかけで、2008年から植樹を行ってきた。その影響を受け、海老蔵も長野県の志賀高原でスキー場のゲレンデ跡地を森に戻そうという植林プロジェクト「『いのちを守る森』づくり=ABMORI(エビモリ)」を開始、14年の1回目の植樹には、麻央さんも参加している。

 7月29日に行われた4回目の植林には、海老蔵は2人の子供とともに参加、全国から集まった1500人の参加者とともに、12種類1万本の苗木を植えた。計4回で植えた苗木は3万8500本。プロジェクトを管理する長野県山ノ内町農林課によると、1回目に植樹された木は、しっかり根付いているという。

「冬にはかなり雪が降る厳しい気候ですが、力強く育っています」(同課)

 この日、海老蔵は、「ピンクリボンのようなものができたら」と、“麻央さん基金”設立の構想もにおわせた。麻央さんのブログも、ゆくゆくは新しいかたちにする意向だという。

 木々が成長するように、麻央さんの影響力はますます広がっていきそうだ。

週刊朝日  2017年8月18-25号