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大谷翔平の大リーグ移籍容認 日本ハムの“冷たい”体質

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週刊朝日

オールスター第2戦で左飛に倒れる大谷=7月15日、千葉・ZOZOマリンスタジアム(c)朝日新聞社

オールスター第2戦で左飛に倒れる大谷=7月15日、千葉・ZOZOマリンスタジアム(c)朝日新聞社

 ずっと疑問に思っていた。

 日本ハム球団が昨オフ、大谷翔平選手(23)のポスティングシステムによるメジャー移籍について容認したことを、である。故障続きで今季はパッとしないものの、球界の至宝と言える“二刀流”。なぜ早々に、今オフ以降は手放すと決めたのだろう?

「ビジネスに徹しててドライなんです、あの球団は」

 開口一番、こう言ったベテラン野球記者が、わかりやすい例を挙げてくれた。7月末に中継ぎのエースの谷元圭介投手(32)を、中日に金銭トレードで出したことだ。

「ダルビッシュをドジャースに放出したレンジャーズと同じで、今季は諦め、来季以降に目を向けて動きだしたわけです。しかも、このトレードは日ハムから中日に持ちかけたそうで、そこまで積極的なのは日本の球団では珍しい」(同前)

 こんな情報もある。オールスター戦前、選手会がオフの契約更改に関して事前通告を求めていた。

「あれは特に日ハムの選手を助けるためだそうです。あの球団は選手の力を“数値化”することで球界の先端を行っているように思われていますよね。だけど選手たちは契約更改のときデータを突き付けられ、これが君の評価だと有無を言わさず契約させられて、保留ができないそうです。本当にビジネスライクな球団なんです」(スポーツ紙デスク)

 つまり、そういう球団だからこそ大谷選手を「可能な限り高く売りたいのではないか」(同前)と見られているのだ。ポスティングシステムの入札金は、全体的に低くなる方向です。選手の年齢に合わせて若ければ若いほど高くなる、とも言われている。


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