木村拓哉「プレッシャーは、武器にするしかない」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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木村拓哉「プレッシャーは、武器にするしかない」

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木村拓哉の“今” (※写真はイメージ)

木村拓哉の“今” (※写真はイメージ)

 4月29日公開の映画「無限の住人」で、望んでもいないのに不死身にされた侍・万次を演じる。原作は沙村広明氏の同名漫画、メガホンをとるのは三池崇史監督。アクションあり、ドラマありの超ド級エンタメ作品だ。映画や仕事に対する思いについて、語ってくれた。

*  *  *
──この作品に挑戦しようと思ったきっかけは?

 出演していたFNS歌謡祭の会場に、三池監督が来てくださったんです。そこで沙村さんの画集を渡されて、「これやらない? やろうよ」と。そのときの三池さんの目、それを見たらもう「お願いします」という言葉しかなくて。その後、原作漫画を大人買いして読みました。「この世界観を表現するのか。すごいものを引き受けちゃったな」と思いましたが、やれてよかったです。

──三池監督は「この役は木村拓哉しかいない。何十年も日本を代表するスーパースターであり続ける彼と、不死身の万次が重なる」と。この言葉について、どう思われますか?

 その重ね方はどうなんだろうと思いますけど(笑)。でも、監督がそういうふうに捉えてくださったことは、万次をやらせていただく上で何物にも代えがたいと思っています。

──どんな思いで万次を演じられましたか?

 万次が生きる理由って、杉咲花さん演じる凜の存在なんですよね。だからメイクをして、カツラと衣装を着けて現場に入ったあとは、凜の存在を頭のてっぺんから足の先まで全身で感じようと。それしかなかったですね。

──独眼で顔にも傷のある役。メイクには相当時間がかかったのでは?

 最初の1週間くらいは1時間半くらいかかりましたが、だんだんメイクさんの手順がわかるようになるんです。だから「次、これだよね?」って顔にのせて待ってたりして(笑)。最終的には40分にまで短縮できました。

──見どころの一つである300人斬り、そのシーンを撮る朝はどんな気持ちでしたか。

 ロケ中はほぼ毎晩、撮影が終わると宿泊先のホテルにあるバーで台本を読んでいたんです。たぶん前日の夜もそこで台本を読んでから部屋に戻ったんですが、目覚ましが鳴る1時間前に目が覚めましたね。そのまま起きて、朝食も食べませんでした。撮影とはいえ、命のやりとりをする場に赴く前に食欲が満たされると、どこか動物になりきれない気がして。


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