「アッキード」国会 “籠池砲”で浮上した安倍夫妻の「不仲説」 (3/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「アッキード」国会 “籠池砲”で浮上した安倍夫妻の「不仲説」

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安倍昭恵氏 (c)朝日新聞社

安倍昭恵氏 (c)朝日新聞社

 伸子氏は首相夫人として公邸入りした際、自戒していたことがある。

「私企業、私学校など私立のものの依頼は、官邸を通し、距離をおいて付き合わないと何がおこるかわからない。私の場合、夫に相談せずに仕事を受けるということはありませんでした」(伸子氏)

 国会では公務員のスタッフが付く昭恵氏は、私人か公人かという議論が続く。

 福山哲郎参院議員(民進)によれば、昭恵夫人付職員たちの正確な位置づけは、夫人が総理の公務を補助する時に付く職員だという。

「政府は、昭恵夫人を私人であると確認しています。つまり、この職員たちは昭恵夫人の私人としての活動には関与しないことになっている。そうすると今回、谷さんが財務省に問い合わせ、その経過を籠池氏にファクスで送ったということは公務になる。突き詰めれば首相自身の公務ということになり、森友学園への関与が否定できなくなる」

 山本太郎参院議員(自由)は森友問題を「アッキード事件」と命名し、首相を激怒させたが、現実のものとなりつつある。

「ゆるふわ系の首相夫人がいろいろなところに顔を出し、便宜を図る橋渡し役になっていった。森友学園はまさに象徴的なケースではないでしょうか」(山本氏)

 大阪府の松井一郎知事も「安倍首相は忖度があったことを認めるべき」と言いだすなど、アッキード国会はまだ波乱がありそうだ。(本誌・亀井洋志、村上新太郎、大塚淳史)

週刊朝日  2017年4月7日号より抜粋


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