「早慶ミュージシャン対決」土岐麻子と杉真理が語る大学時代 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「早慶ミュージシャン対決」土岐麻子と杉真理が語る大学時代

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早稲田大のキャンパス (c)朝日新聞社

早稲田大のキャンパス (c)朝日新聞社

 政治、経済、学術など数多くの分野に多彩な人材を送る私学の雄、早稲田と慶應義塾。音楽シーンでも、バラエティーに富む才能が花開く。

 映画「君の名は。」の主題歌「前前前世」が大ヒットしたRADWIMPS(ラッドウィンプス)の野田洋次郎、4年連続でNHK紅白歌合戦に出場したmiwa、今年のグラミー賞にノミネートされた音楽プロデューサー、starRo(スターロー)……。いずれも学生時代を慶應で過ごしたアーティストだ。

 多彩な人材輩出を象徴したのが、慶應義塾創立150年を記念して2008年に開かれたコンサート。加山雄三、ダークダックス、カシオペアのドラマー神保彰、ゴスペラーズメンバーの北山陽一ら、塾出身の様々な世代とジャンルの豪華メンバーが一堂に会した。

 シンガー・ソングライター、プロデューサーとして活躍する杉真理(まさみち)も、ステージに立った一人だ。1972年、工学部(現・理工学部)に入学し、軽音楽同好会「リアルマッコイズ」へ。50年以上の歴史を誇るが、「当時は部室もなく、二幸(学食)にたまっているだけの超弱小サークルでした」と振り返る。

 ジェイムス・テイラーやキャロル・キングの楽曲を格好良く演奏する先輩の姿に、「この人たちとやりたい!」と入部を決めた。「僕が当時やりたかったポップスは、軽い、チャラいと言われた。フォーク、ロックやジャズはあっても、ポップスのサークルは見当たらない。そんななか、リアルマッコイズは自由な雰囲気で好きな音楽ができた」

 サークルではバンド「ピープル」を仲間と結成。2年後輩で入ってきたのが、竹内まりや。下宿先が近く、帰り道がよく一緒になった。

「歌えば?とすすめたけど、控えめな彼女は『コーラスがやりたい』って」。コーラスとキーボードでピープルに参加した竹内。ボーカリストとしての実力に着目した杉は、オリジナル曲を竹内へ贈った。

「まりやがその曲をライブで歌ったら、部員たちが一気に色めき立って。それから、彼女がリードボーカルのバンドができた」


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