キムタク主演ドラマ「A LIFE」は“あるある”満載? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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キムタク主演ドラマ「A LIFE」は“あるある”満載?

連載「てれてれテレビ」

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(c)カトリーヌあやこ

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 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、連続テレビ小説「A LIFE~愛しき人~」(TBS系 日曜21:00~)において、キムタク主演ドラマでありがちな設定などにツッコミを入れる。

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 ドラマの番宣でバラエティーに出まくった木村拓哉。今までとは違うんだとアピールしたいのか、自分の立ち位置への危機感か、どの番組でもやる気満々だった。

 しかし、なんでしょう、この浮いてる感。エアホッケーで俺様プレーしてみたり、チェッコリダンスとやらをキレキレで踊ってみたり。そこでツッコんであげてーってところで、誰もツッコまない。どこまで距離を詰めていいのか、計りかねる周囲に、慣れぬ張り切りでこれが正解なのか?と、不安気な木村の瞳。

 結局、木村にツッコめるのは、SMAPだけだったのだと思い知らされる冬。そんなツッコミ不在の微妙な空気は、このドラマの中にも流れている。

 単身アメリカに渡り、技術を磨いた天才外科医・沖田(木村)。かつての恋人・深冬(みふゆ/竹内結子)の父親である病院長(柄本明)の命を救うため、戻ってきた。

 けっこうベテランといえる年齢なのに「動きサイコーっすね」とか「ガンプラだけは、俺のがぜってー上」とか、基本タメ語の木村節。硬直した組織に現れた型破りのヒーローが、そのまっすぐな思いで周囲を変えていく……って、もう木村主演のドラマには、あらかじめフォーマットがあるとしか思えない。どんな豪華キャストでも、主人公の魅力にひれふす派と、その光がまぶしすぎて闇に落ちる派の二択だ。

 初回、CM前の画面には「ラストに衝撃の展開が待ち受ける!」の文字が。もしや、今までの定番をぶち破る衝撃が!?と思ったら、副院長役の浅野忠信が、拳でドーン! 怒りにまかせて壁に穴開けてた。それを見た愛人の菜々緒が、「穴開けたんですか?」って、見たまんまツッコミ。そんなツッコミ待ってたんじゃないからー!


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