■佃煮/東京・新橋玉木屋


創業は天明2(1782)年で、江戸の隅々にまで評判が広まっていたという。秘伝のタレで味付けられ、茶漬けにも合う。薄味で塩分控えめの「白佃煮」シリーズも。かつお角煮648円、細切昆布594円、あさり734円、あみ432円(各70g)ほか
港区新橋1‐8‐5

■仁川ケジャン/大阪・ファイブ・イー・ライフ
韓国・仁川産のワタリガニを、コチュジャン(唐辛子味噌)ベースのヤンニョムジャン(薬念醤)に漬け込んだ。辛さが、カニ肉の甘さを引き立たせる。残った殻はスープの出汁としても使えるので、楽しみは尽きない。400g入り2894円
大阪市東成区東小橋3‐2‐7

■地物数の子/北海道・下倉孝商店
北海道近海で産卵するニシンから採った数の子を、塩だけで加工した。無添加・無漂白。粒のプチプチ弾け具合は、群を抜く。わさび醤油で食べるのが王道だが、醤油+マヨネーズ+一味唐辛子も、なかなかいける。500g入り9180円
札幌市中央区南3条西6丁目 狸小路市場

■御飯の友/本・フタバ
日本初のふりかけが健在だ! 大正初期、カルシウム不足を憂慮した薬剤師が、いりこを丸ごと粉砕し、ご飯にかけることを考案したという。いりこ、海藻、海苔、白ごまからなる。レトロな瓶も嬉しい。八角瓶詰め36g入り540円ほか
熊本市西区島崎2‐9‐8

*値段はいずれも税込み。別途、送料がかかります。

週刊朝日 2016年11月18日号