武井咲が積極的すぎ! 昭和感ゼロな“夏目雅子の遺作” (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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武井咲が積極的すぎ! 昭和感ゼロな“夏目雅子の遺作”

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週刊朝日#ドラマ
(c)カトリーヌあやこ

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 それゆえ、片脚を失って夫が復員してきた時、引け目を感じた駒子は、その顔を見ることもできないというシーンも、あっさりスルー。夫と枕を並べて夜を迎えれば、「そっち(の布団)に行ってもええ?」と、積極的な駒子なんである。しかし二人は寄り添ったまま、語らうだけ。一瞬期待させておいて、がっかり袋とじグラビアか状態。

 そして、なかなか始まらない野球。始まったと思うと、子供たちのユニフォームも靴もぴかぴか。対戦チームもぴかぴかで、まるでリトルリーグの試合みたい。転校してきた少女・武女(むめ・本田望結[みゆ]、映画版は佐倉しおり)の父・海軍提督の戦犯問題と処刑もなかったことになり、最後は武女父子の乗る連絡船を見送りながら、子供たちが叫ぶ。「きっと、わしらはこれから始まるんや!」。それ、打ち切り漫画の最終回だから。

 瀬戸内の青い海と空。すべてがフワッとしていたドラマ版「瀬戸内」。一番の衝撃は、映画版の竜太少年役が、今回ドラマ版では旅役者を演じた素敵にいかつい坊主頭、あの「あさが来た」の番頭はん・山内圭哉だったってことかも。

週刊朝日 2016年10月7日号


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