「とと姉ちゃん」は朝ドラ優等生 だから「話がまったく盛り上がらない?」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「とと姉ちゃん」は朝ドラ優等生 だから「話がまったく盛り上がらない?」

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(c)カトリーヌあやこ

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 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、「とと姉ちゃん」(NHK総合 月~土曜8:00~ほか)について、よくモメる朝ドラだという。

*  *  *
 ヒロインの祖母役・大地真央の口調が、どうしても「にしおかぁ~っ、すみこだよぉ~」(ピン芸人のネタです)に聞こえてしょうがない朝のひと時。そんな「とと姉ちゃん」も、「暮しの手帖」の創刊者・花森安治をモデルにした花山伊佐次(唐沢寿明)が登場し、やっと話が本題に入りそう? 頼むから入ってね。

 なんせここまでヒロイン常子(高畑充希)一家が何をやってきたかというと、とと(西島秀俊)が亡くなり、常子自ら「ととになる」宣言。米一俵争奪二人三脚レースで、地元の3人兄弟とモメる。東京の母の実家でモメる。隣の仕出し弁当屋に住み込み、弁当配達ミスでモメる。女学校に転校し、クラスメートとモメる。練り歯磨きビジネスに乗り出し、ヤクザとモメる。就職先で、同僚とモメる。上司とモメる。ビアホールで、客とモメる。会社をクビになる……。

 もう何かっつーとモメる。週のアタマにまずモメる。でも、どんなに逆風が吹いても大丈夫。週末には万事解決、悪役は退場。みんな和気あいあいになってるから、あら不思議。だって、それが朝ドラなのだから。


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