羽生名人負かした将棋界の新星は100着の服を着こなす「貴族」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

羽生名人負かした将棋界の新星は100着の服を着こなす「貴族」

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日
ボタンを増やすように注文したスリーピース姿の佐藤新名人 (c)朝日新聞社

ボタンを増やすように注文したスリーピース姿の佐藤新名人 (c)朝日新聞社

 将棋界に新星が現れた。史上4番目の若さで名人になった佐藤天彦(あまひこ)名人(28)。5月31日まで行われた第74期将棋名人戦七番勝負で、第一人者の羽生善治三冠(45)を4勝1敗で破り、タイトルを奪取した。その強さだけでなく、ベルギーのファッションブランドを愛用する「貴族キャラ」でも注目を集めている。

 佐藤名人は福岡市出身。5歳で将棋を覚え、小学5年のときに棋士養成機関「奨励会」に入った。中学生のころ、当時高校生で既にプロだった渡辺明竜王(32)とインターネットでたびたび対戦し、腕を磨いた。

 2006年にプロ入り。新人王戦で2回優勝するなど大器の片鱗は見せていたが、ここ数年で急成長した。名人挑戦権を争うA級順位戦は、初参加ながら優勝。その勢いは「永世名人」の資格を持つ羽生をものみ込んだ。

 なぜこれほどまでに大化けしたのか。「横歩取りという『武器』を手に入れたことが大きいのでは」と解説するのは、研究会仲間の村山慈明(やすあき)七段(32)だ。

 佐藤名人は後手番でも攻勢をとれるこの戦法を4年ほど前から使い始め、好成績を挙げている。自身も「いいイメージを持って指せている」と手応えを口にする。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい