茂木健一郎「国会前で『FM東京』を歌った理由」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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茂木健一郎「国会前で『FM東京』を歌った理由」

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高尾霊園高乗寺にある忌野清志郎の墓(撮影/佐藤修史編集長)

高尾霊園高乗寺にある忌野清志郎の墓(撮影/佐藤修史編集長)

 安保法案反対で盛り上がっているとき、SEALDsの奥田愛基君に国会前に誘われました。行くよ、と言いましたが、さて、何を話そう、と思いました。どんなことであれ、もっともらしいことは言いたくないという気持ちでした。

 じゃあ、タイマーズの曲「FM東京」の替え歌をやろうと、当日、国会に向かいながら思いつきました。歌詞は、その場の即興です。

 歌いながら、もし天国に清志郎さんがいたら、見てくれていないかな、と思いました。

 何かと窮屈で不自由な雰囲気の社会ですが、そんな時代だからこそ、清志郎さんの、もっともらしくない、愛のある、批判的ユーモアが求められているのだと思います。

 それは、日本人が、よりよき人間になるために必要なことでしょう。清志郎さんは、ほんとうに、よき人間でした。これからの日本にこそ、清志郎さんが必要です。

週刊朝日  2016年5月6-13日号


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