「24時間テレビ」化する東京マラソンにうんざり? 専門家が指摘 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「24時間テレビ」化する東京マラソンにうんざり? 専門家が指摘

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(c)カトリーヌあやこ

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 国内でも一大イベントとなった「東京マラソン」。しかし、それを放送した「東京マラソン2016 あの人に走って大好き届けますSP」[日本テレビ 2月28日12時~]に、漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、「24時間テレビ」との共通点を指摘する。

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 日テレは、長距離走が大好物。正月は「箱根駅伝」で山の神を拝み倒す。夏は「24時間テレビ 愛は地球を救う」で、「負けないで」の歌と共に、まるで罰ゲームかのごとくタレントを24時間走らせる。

 そして「東京マラソン」です。もう日テレが黙っちゃいない。ドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」をBGMに始まった4時間25分にわたるSP番組は、「24時間テレビ」と同じフォーマットだった。

 まず、タレント及び局アナを走らせる。タレントの知名度も走る距離も「24時間テレビ」の縮小版なので、ここは数撃ちゃ当たるという方式だ。

 元体操選手・田中理恵は「家族に『ありがとう』って言いたい」ために走る。走らないで、今すぐ言え。ラグビー日本代表・山田章仁の妻ローラ(モデル)は、「夫に『えらいね』って言われたい」から走る。いいから、今すぐ抱いてもらえ。局アナの岩本乃蒼は、最近レギュラーになった番組メンバーと、「本当の仲間になるために」走りたい。42.195km走らなきゃ仲間になれないなんて、イヤな職場だな。

 と、ことごとくどうでもいいテーマで走るタレントたち。その間をつなぐのは、「24時間テレビ」伝家の宝刀、難病少女の感動秘話や、家族の絆物語だ。ランナーたちを待ち受けるのは、タスキならぬ手紙。


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