メディアの第一線で活躍するいっぽう、独身のまま3人の子供を育て注目を浴び、元祖「未婚の母」として話題をさらった作家の桐島洋子さん。同じく作家・林真理子さんと素敵な「彼」との関係についてこう語った。
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林:桐島さんの代名詞は「未婚の母」で、夫がいなくても子供がいればいいという考えだと思ってる人が多いですけど、実は違うんですよね。
桐島:父親がいるに越したことはないけれど、彼はアメリカに離婚訴訟中の奥さんがいたし、私も結婚という形にはこだわらなかったわね。ただ、相手は欲しかったから、彼とは仲良くしていたし、彼も父親として無責任ではなかった。
林:素敵な人だったんでしょう?
桐島:なかなかのサムライでしたね。私好みの冒険野郎で。
林:英語の会話もバッチリ。
桐島:恋人ができるのが英語の上達に一番いいのよ。ピロー(枕)イングリッシュといいましてですね(笑)。
林:これもエッセーで読んだんですけど、お仕事が忙しいとき、ホテルのロビーにお子さまたち3人を“放牧”して、あとで迎えに行ってたんでしょう?
桐島:ちょっと奥まってるホテルでね。安心だったのよ(笑)。
※週刊朝日 2015年6月26日号より抜粋