池松壮亮「また脱いでるって思われるとは考えましたが…」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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池松壮亮「また脱いでるって思われるとは考えましたが…」

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 長い睫が、目に影を作っていた。俳優の池松壮亮(そうすけ)だ。

「あまり作られた世界は好きじゃないです。なんかこう“いかにも”が苦手なんでしょうね。殺し屋役を、いかにも『人殺しそうだな、こいつ』みたいなところでやれって言われたら、『いやぁ、無理っすね』って言ったかもしれない。人間そんな簡単じゃないし、僕も色んな顔をたぶん持っている」

 普通の大学生役も、ドラマ「MOZU」の猟奇的な殺し屋役も、その演技はまるでドキュメンタリーを見ている感覚にさせる。10代前半で、劇団四季の「ライオンキング」の舞台を踏み、映画「ラスト サムライ」でトム・クルーズと共演。その頃、役者になる意思はなかったが、大学で映画学科に進み、「とことん逃げ道をなくすことにした」。

 今年は、激しい性描写のある意欲作の公開も続く。中沢けい原作の「海を感じる時」もそのひとつ。「脚本から映画化まで30年以上もかかっている。誰もやらないなら俺がやります、みたいな感覚です。また脱いでるって思われるとは考えましたが、もうそんなのとっくに捨てているというか、諦めている。役者をやると決めた時点で、何見られようがしょうがないわけですから」

週刊朝日  2014年9月26日号


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