幕末を動かした英外交官が日本人妻へ送った500通のラブレター (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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幕末を動かした英外交官が日本人妻へ送った500通のラブレター

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週刊朝日#熱愛

 かつて明治維新で活躍したイギリス外交官のアーネスト・サトウ。彼の孫である林静枝(84)さんは、彼と祖母とのロマンチックな秘話を明かした。

*  *  *
 アーネスト・サトウは、幕末から明治にかけて活躍したイギリス人の外交官です。日本語に堪能で、幕末には西郷隆盛など志士たちと交流しました。

 20年ほどの日本滞在で、武田兼(かね)との間に2人の男の子をもうけました。次男が父・武田久吉(ひさよし)ですから、サトウは私の祖父になります。

 その後、祖父は各国に赴任し、晩年はイギリスで暮らしました。基本的に、祖父と家族は離れて暮らしていたのです。

 ずいぶん前に、祖母の遺品を整理しようと段ボール箱を開けてみましたら、祖父から家族あての手紙が500通くらい出てきました。イギリスや赴任先の国からの手紙を、祖母はぜんぶとっておいたんです。

 イギリスに祖母を連れていけば、言葉も生活習慣もちがうから苦労する。だから、一人で帰ったんでしょうね。寂しかったから、手紙をこれだけ寄越した。亡くなるまで生活費も送ってきてくれたそうです。

 日本で生まれ育った父は、背が高くて、足が長くて、すごくハンサム。写真で見た祖父にそっくりでした。顔だちも外国人みたいだった。だから、戦時中は嫌な思いをしたようです。


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