「前立腺肥大症」の薬物治療が進化している! (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「前立腺肥大症」の薬物治療が進化している!

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週刊朝日#健康

 高齢男性に多い尿のトラブル。トイレが近い、尿の切れが悪い、残尿感があるなど症状はさまざまだが、その要因として真っ先にあげられるのが前立腺肥大症だ。これまで治療が難しかった患者に効果を上げる治療が生まれている。

 急にトイレに行きたくなって困る症状は、前立腺肥大症だけでなく、少しの刺激で膀胱が反応してしまう過活動膀胱も原因となる。しかも、前立腺肥大症の50~70%は過活動膀胱の症状を伴う。α1遮断薬は前立腺肥大症と過活動膀胱が併発した患者の半数程度にしか効果が見られなかった。だが、これまで効果が見られなかった患者に対して、α1遮断薬に加え、過活動膀胱の治療に使う抗コリン薬の併用がここ数年はじまっている。

 抗コリン薬の併用がこれまで行われていなかった理由を東京リハビリテーション病院泌尿器科の鈴木康之医師はこう語る。

「抗コリン薬は膀胱の過度の収縮を抑える薬で過活動膀胱の治療では一般的なのですが、もともと尿が出にくい前立腺肥大症の患者に使うと余計におしっこが出なくなってしまう場合もあるため、長らく使用が認められていなかったのです」


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