「オリンピックおじさん」として知られる山田直稔氏（87）も、2020年東京五輪開催を楽しみにしている一人。早速、喜びの声が届いた。

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　やった、やった、やったねぇ～。私の予想どおりイスタンブールとの決選投票になったけど、圧勝だったよね。

　毎朝、自宅近くの靖国神社に参拝するんだけどね、最近は「ひとつ、東京でのオリンピック実現に力を与えてください」って、お願いしてたんだ。日本中の願いが通じたんだね。

　2020年というとなんだ、私は94歳か。いやあ、生きていく張り合いができたよね。

　私の応援人生は1968年メキシコ五輪から始まってるの。64年の東京五輪はまだ、イチ観客だった。だから7年後の東京五輪まで応援できたら、ちょうど一回りという感じだね。気分よく応援人生にピリオドが打てそうだよ。

　最近は景気のいい話はないけど、五輪が決まったんだから、変わってくるよ。

　都知事時代の石原慎太郎さんに常々提言してきたんだけど、五輪に向けてお台場あたりにカジノを建設すればいいんだよ。これは経済活性化につながるよ。

　そして全国から寄付を集めて江戸城の天守閣を再建する。その「平成天守閣」が東京五輪のもう一つの目玉だ。寄付をしたみなさんも、五輪に参加してる感覚を持てる。最高じゃない？　

※週刊朝日 　2013年9月20日号

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